平成27年10月17日土曜日、アパホテル京都祇園にて第4支部研修会と懇親会が開かれました。
第1部は午後4時から約2時間、姫田会員を講師として「特定行政書士の可能性について」という表題で研修が行われました。
研修では、特定行政書士法定研修の科目でもあった行政手続法・行政不服審査法の改正の概要のほか、行政書士法改正によって行政書士制度上初めて法律事件の代理が法定されたことや、行政不服審査法の改正とその施行に伴う法律関係の整備等に関する法律により第三者的不服審査制度が導入され、行政書士の今後の活躍の場がどのように拡大するかという話を聞くことができました。
また、実務における特定行政書士の役割や改正後の行政不服審査制度において行政書士がどのような役割を果たせるかといった具体的な話もあり、今後の行政書士業務の拡大のイメージをつかめたのではないでしょうか。
今回の研修会は第4支部会員だけでなく他支部からの参加もあり、また質疑応答も活発で、各会員の特定行政書士についての意識の高さが伺えました。
第2部の研修会終了後の懇親会では、新入会員の自己紹介や、研修会から引き続きご参加いただいた他支部の会員のご挨拶もいただき、円卓を囲んでゆっくりと話をする良い機会となりました。先の研修会の話題もあちこちから聞こえ、あっという間の2時間でした。
第4支部 山田啓子